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ティーブレイク

草ぶえの丘 バラ園

kusabue2015picture先日ローズ・ド・メの5月だったので、23日に千葉県佐倉市にある草ぶえの丘バラ園へ行って参りました。

 

 

 

オールドローズが沢山集められている貴重なバラ園です。

 

 

 

今回は数年ぶり2回目の訪問なのですが、京成の電車に乗っていると、京成佐倉の前に巨大な風車が建っているのを見て、数年前の訪問を思い出します。

 

 

 

前日にバラ園に電話してみたところ今年は暑かったため、花が早かったらしく、私が目的としていた香料用のバラ、ダマスク種とセンチフォリア種はピークを過ぎて、花が落ち始めているとのこと。

 

 

 

不安を抱きつつの出発でしたが花はまだ残っており、2種の香りの差を改めて確かめることが出来ました。

 

 

 

damascena2015pictureダマスク種はローズ水のような香りでフレッシュな印象。シトロネロールやゲラニオールといったローズアルコールの香りを感じることが出来ます。

 

 

 

花によっては少しグリーンな香りがあるものもありました。

 

 

 

オールドローズなので、花弁がくしゅくしゅっとしていて美しくはありませんが、優しいピンク色がかわいらしいですね。

 

 

 

centifolia2015picture続いてのセンチフォリア種はフェニルエチルアルコールという、しっかりとした甘さを持つ香気成分がはっきりと感じられました。

 

 

 

センチフォリアという名前だけあって、100枚あるかはわかりませんがたくさんの花びらがついています。

 

 

 

ダマスクもセンチフォリアもそうなのですが、まるで人がピックアップしやすいように作られたかのような、大きすぎず小さすぎずのちょうど良い大きさに思えました。

 

 

 

それにしても、どちらのバラも香料用のバラと想像しているより香りは強くありません。ブルガリアや南仏のバラはもっと強い香りがするのか、いつか訪れてみたいものです。

 

 

 

他のバラについては、また後日に。

ディオールと私

dior&ipicture先日、映画「ディオールと私」を観てきました。

 

 

 

2012年、ディオール社が新しく契約したデザイナー・・・、ではなくアーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズ氏の就任から初めてオートクチュール・コレクションを発表するまでを描いた作品です。

 

 

 

90年代、彼は自分のポートレイトを撮らせない人でした。(確か、バイクのフルフェイスヘルメットをかぶっていました。)

 

 

 

いつからか、顔を出すようになり、ついには映画出演まで。

 

 

 

とはいえ、映画の中では「写真撮影は嫌だ。ランウェイをピエロみたいに(前任のジョン・ガリアーノ氏への皮肉か?)歩くのも嫌。経営陣を失望させずに、コレクションのあいさつを済ませるにはどうしたらいいか?」と悩んでいました。

 

 

 

結局は、ランウェイを練り歩き、マーク・ジェイコブ氏と記念撮影まで行い、見事に仕事を貫徹したのですが。

 

 

 

後程、本作のプログラムを読んでみると、監督のインタヴュー記事があり「彼がカメラに囲まれる有名人に変貌するところを撮ろうと私は考えていた。」と書かれていました。監督の狙い通りだったのですね。

 

 

 

と、本来の見せどころはそこではなく、ラフ・シモンズ氏のディレクションとクチュリエール(お針子)の仕事ぶりが注目されているようです。

 

 

 

意外だったのがラフ・シモンズ氏自身はデザイン画を描かず、イメージをまとめたファイルを用意し、アシスタントのデザイナー達にデッサンをさせていました。

 

 

 

シャネル社はカール・ラガーフェルド氏がデッサンしている姿が良く写されていますが、プログラムによると最近はこのように、ディレクターのイメージを元にアシスタントがデッサンすることが増えている傾向にあるそうです。

 

 

 

そして当然といえば当然なのですが、コレクション制作だけをするプレタのチームと違い、クチュール部門は顧客への納品もあり、コレクションと納品が被ることが多々あり大変だということ。

 

 

 

また、クチュリエールの足元が写ると、なんとヒールを履いて仕事をしているではないですか。スニーカーとかスリッパのようなフラットシューズで働いているかと思っていましたよ。

 

 

 

diortheperfumespictureしかし、私が一番気に入ったのは、花で埋め尽くされたショーの会場です。会場に入る前から香りが漂っていたとか。

 

 

 

去年発売された”Dior The Perfumes”という本の表紙は、このショー会場の写真が使われています。

 

 

 

内容はMiss DiorからLa Collection Priveeの紹介まで、各香水にまつわるエピソードが幅広く収録されています。香水だけでなく、ムッシュ・ディオールがデザインしたコレクションを現代のモデルが着て撮影した写真も収録されているので、重いですが、充実した内容です。

 

 

 

さて、映画は少しさめた見方をしてしまったかもしれませんが、主人公が悩み、時にかんしゃくを起こし、原点回帰し、インスピレーションを得て、苦労を乗り越え成功するという、映画の作りとしては王道でした。コレクションの作品や、各部屋の壁全面を花で埋めた会場の装飾をスクリーンサイズでみられたのは良かったです。

 

 

 

コレクションを写真で観たときは、これがディオール?と思いましたが、大画面で動く姿を見ると、多少服への印象が変わりました。(ただ、ディオール社へ入る前のラフ・シモンズ氏のデザインは、直線的、近未来的で色彩感覚も黒と白をベースにベタなヴィヴィッドカラーでアクセントをつけていたような記憶で、これから先ムッシュ・ディオールの女性の曲線美を活かしたフェミニンなイメージが継承されるのかは謎ですね。)

 

 

 

「サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ」を観ている方には少々物足りないかもしれないです。シャネル社の方がクチュリエールの働きぶりが良く見られますし、靴、刺繍、ガロン作りも見られます。「ディオールと私」を観てオートクチュールの裏側に興味を持った方は、ぜひ「サイン・シャネル」もご覧ください。

シナボン シナモンロール

cinnabonpicture以前から気になっていたCINNABON(シナボン)のシナモンロールです。

 

 

 

前に六本木のお店の前を通ったら、強烈なシナモンのにおいがしていました。(今でもそうなのかは不明)

 

 

 

結構並んでいて素通りしてしまったのですが、今では東京駅でも買えるようになって、ついにシナモンロールが2つ入った「シナパック」を購入しました。

 

 

 

まぁ箱に入っている段階から結構な大きさな気はしていたのですが、お皿にのせるとかなりのボリューム感。

 

 

 

熱々食べるのがおいしいらしく、電子レンジで一分間温めます。(箱には英語で書いてあったので気づきませんでしたが、オーブンでも温められるようです。しかし、予熱を含めたら食べるまでに30分以上かかってしまいます)

 

 

 

レンジから出すと、ロールの隙間がフロストでトロトロになっていて、シナモンの香りも部屋中に広がります。

 

 

 

さぁ、食べようと思うと、やっぱり大きいわけで、フォークを使って食べましょう。

 

 

 

一口食べてみると、生地がパン屋さんのシナモンロールとは違います。もうずいぶん食べていませんが、ケンタッキーのビスケット的な、フカフカした感じを思い出しました。

 

 

 

説明書きを読むと、この食感は「もちもち」らしいです。

 

 

 

食べていると、お皿がシナモンの沼になっていることに驚きます。(粘性のある液にシナモンの粒が大量に広がっています)

 

 

 

このシナモンの部分に行きつくと、甘いシナモンというより、生薬の桂皮という感じがするほどの力強さがあります。なんだか薬効がありそうな気がするほどの強さなのです。(エッセンシャルオイルのシナモンの様な気も)

 

 

 

お店ではコーヒーと一緒にいただくそうで、甘くない飲み物は必須です。

 

 

 

正直、サイズも大きい上に、味もこってりしているので、私にはヘビーでした。

 

 

 

もちもち食感、シナモンのパンチ、クリームチーズ・バター・マーガリンのこってり感が好きな方は楽しめるのではないでしょうか?

キリン 午後の紅茶 ストレートティー

afternoontea2015picture山手線に乗っていて、「資生堂さんの新しいメイキャップ商品の看板かなぁ」と思いながら、巨大なボードを見ていたら、なんと午後の紅茶の広告でした。

 

 

 

商品より、ばっちりメイクのタレントさんの写真のインパクトの方が強烈ですね。

 

 

 

そんな広告に興味を持って、久しぶりに午後の紅茶を飲んでみました。

 

 

 

日本についてから茶葉をカットする「フレッシュカット製法」で作られているのが、今回のリニューアルの最大の特徴の様です。

 

 

 

そういわれてみると、口当たりが前作と比べて軽い気がします。

 

 

 

鼻に抜けた時の感じがフローラルなのですが、以前よりさらに前のローズっぽい後味ではなく、リナロール(ボアドローズ油の主成分)的な曖昧なフローラルな感じで、広告で謳われている通りの華やかさがあります。

 

 

 

砂糖の甘さ含め、後味は昔の方が強かった気がします。(今回のリニューアル前の味についての投稿はこちら

 

 

 

全体的にデリケートな味に変わったリニューアルのように感じました。

 

 

 

写真のようにグラスに注ぐと、口をつける瞬間にグラスから立ち昇る香りが感じられるのでオススメです。(ちなみに以前の投稿した前作については「リニューアルに関係なく基本シュガリーなので、じっくり味わうというよりも暑くてのどが渇いたときに、コンビニで買ってのどを潤すような飲み方が一番おいしいのではないかと思った午後の紅茶でした。」と文章をしめていました。)

マッサン最終回にて

NHKの朝ドラ「マッサン」が本日終了しました。

 

 

 

国産ウイスキーを作るということがテーマだった本作では、「スモーキーフレーバー」という言葉がよく使われていて、ブレンドのシーンは特に興味深く拝見しておりました。

 

 

 

今日の最終回では、マッサンが妻エリーの遺書を読むシーンが印象的で、最初に遺書の横にバルブアトマイザーの香水瓶が置かれていて「おや?」と思っていたのですが、シーンが進むとエリーが手紙に香水をスプレーしていた場面や、マッサンがその手紙に顔をうずめる場面が展開されました。

 

 

 

「一日一回、寝る前に私のことを思い出してください」という言葉が書いてあったので、「ウイスキーの原種の様に、香りでも覚えていて」という思いも込めてのことだったのかなぁと。

 

 

 

または、落ち込んでいるであろうマッサンに「心地良い香りを嗅いで、元気を出して!」という気持ちを込めてのことだったのかも。

 

 

 

次作の「まれ」は、パティシエを目指す女性のお話ということで、再び「味と香り」が印象的に使われるかもしれませんから、楽しみにしています。