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ティーブレイク

鉢植えのヒアシンス

hyacinthpictureひと月くらい前、鉢植えのヒアシンスを購入して、現在開花中です。

 

 

 

フローラルノートの中ではグリーンな香りを持つ花として調香に用いられます。

 

 

 

ヒアシンスの花から溶剤抽出したヒアシンス・アブソリュートという天然香料が存在しているようですが、純粋なものは少ないようです。

 

 

 

ほとんどがヒアシンスベースという調合香料を作って使用したり、既存のヒアシンスベースを使って、ヒアシンスノートを表現しています。これらのベースは、ガルバナムという強烈なグリーンノートを持つ(ちょっと牛蒡の様なにおい)天然香料を使用して作ります。

 

 

 

そのような素材を用いたヒアシンスノートはかなりグリーンの効いた香りなので、花からも強いグリーン感があることを想像していましたが、第一印象はグラスから嗅ぐ赤ワインの様な印象を受けました。(ワインほどフルーティではないですが、くすんだ甘さにそんな印象を持ちました)

 

 

 

分析的に嗅ぐと、多くの花香に含まれるシンナミックアルコールやフェニルエチルアルコールの香りが感じ取れます。

 

 

 

この二つの成分はどちらも甘い花香の香りですが、その他の要素として素直にグリーンノートと言えないような、くすんだ感じがあるのがヒアシンスの特徴なのでしょう。

 

 

 

香りは夜の方が強く感じました。

 

 

 

小さな鉢に3つの球根が入っているだけでも、夜には結構な香りがしましたから、ヒアシンス畑なんかへ行ったら、さぞ濃厚で酔いそうな香りがするのだろうなと想像します。

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