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こどもの部屋

■保護者の方々へ

保護者の方々へ

 

 このページについて


このページは子供達の香りに対する感性を磨くひとつのきっかけになればと作成いたしました。

香りを学ぶ機会はなかなかありません。しかし誰かが教えなければ花の香りに気付くことなく一生を終える可能性もあります。

私は香料を専門的に勉強するまで沈丁花の香りを知りませんでした。「沈丁花の香りを知らない」と言ったらクラスメートが花を摘んで持ってきてくれたのです。その香りは春先になると香るガラスクリーナーとかスプレー類の香りだと思っていたものでした。 もちろん金木犀の香りは知っていましたが、香りを放つ花としてポピュラーな沈丁花すら知らずに成人してしまい、きっかけがなければ花の香りだと気付く事がなかったのです。

そんな経験を通して意識をして日々生活していると意外と東京の街中にも香りが存在する事がわかりました。 強い花の香りを感じたらハゴロモジャスミンが群生していたり、軒先から垂れ下がったエンゼルトランペットから甘い香りがしたり、歩いているだけでも香りが漂っているのです。良く植わっているパンジーすら結構な香りを放っている事に気がつきます。

意識して香りを嗅ぐ事で、香りの感性は確実に高まっていきます。知らなくても生きていけますが、味わいに欠ける人生となってしまうかもしれません。

味も実は多くを嗅覚で感じています。風邪をひいて完全に鼻が詰まると食事がおいしくないのは呼吸が苦しいからだけではありません。舌では甘味、塩味、辛味、苦味、旨味しか感じる事は出来ず、食べ物の持つそれぞれの風味を感じ取る事は出来ません。鼻で感じる風味でおいしさを感じるのです。

そして加工食品の風味を演出する調香師を(フレーバリスト)と呼び、香水や化粧品の香りを作るパフューマーとは別の仕事となります。

幼い頃から香りに興味を持ち、いずれそれを仕事として活躍する方がたくさん出てきたら、私たちの香り文化はより豊かなものとなっていくでしょう。

それが私たちの願いです。