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香りの用語集

トイレタリー

シャンプーなどのヘアケア、ボディソープや石鹸、浴材など顔以外の身体に使用する化粧品の事です。老若男女使用する香り製品として最も親しみのある製品群ではないでしょうか。


ファインフレグランスで人気の高かった香りが用いられる事があります。その際コスト面や基材との相性を考えてトイレタリー、ハウスホールド用に調整することをトリクルダウンといいます。


洗浄剤やコンディショニング剤は基材臭が強いので、それらを目立たなくする事も求められます。

ハウスホールド

洗濯洗剤や柔軟剤、芳香剤など身体に使用しない製品の事です。近年この分野での香りが注目されています。


洗濯した後も香りが残ること。芳香剤として強さがあり長期間香りが持続すること。コストを抑えることなどが要求されます。

基材臭

原材料に由来する香料以外の香りの事です。油っぽい臭いや溶剤臭、刺激臭などがあります。香料の役割とはこれらの臭いを目立たなくし(マスキング)、より良い芳香を与えることで、製品を使い心地良くする事にあります。

処方

調合の配合量を示したものです。香料は流通する際kg単位で扱う為、トータルを1000にして計算する事が多いです。必ずしも香料のみで全量にするのではなく、溶剤を加えて全量を1000にする事もあります。

順応

同じ香りをずっと嗅いでいると、その香りに慣れてしまいわからなくなる事です。

 

毎日同じ香水をつけていると、自分ではあまり匂いを感じず、香ってないと思ってしまうとか、アロマを焚いてその部屋にいる時は気付かないけど、一度部屋を出てから戻るとすごく香りが充満していると感じるなどがあります。


香り好きな方は、時にいつも自分の使っている香水や、芳香剤などが強くなり過ぎていないかを、香りを使わない日を設けてチェックしてみるのも良いかもしれません。

色焼け

香料が化学反応によって黄色~褐色に色付いてしまう事です。香料に含まれる窒素が反応したり、金属イオンと結合したり、紫外線の影響を受けたり、石けんなどアルカリの影響によって変色する事があります。


金属イオン封鎖剤(キレート剤)が用いられるのは、金属イオンによる変色を防ぐためです。紫外線の影響を防ぐには、紫外線吸収剤を配合したり、ケースに入れて保管するなど光に当たらない様にする必要があります。

色あせ・退色

紫外線により元々付いていた色が褪せていく事です。天然香料に含まれる色素の色が抜けたり、着色料の色が褪せる事があります。
紫外線吸収剤を配合したり、容器を遮光設計にしたりして防ぎます。

酸化

空気中の酸素と結合する事で変質してしまう事です。不飽和結合(二重結合や三重結合)を持った成分が非常に酸化されやすく、香料であればリモネンを多く含む柑橘系精油、植物油であればローズヒップ油や月見草油が酸化されやすく注意が必要です。


酸化すると匂いが劣化します。柑橘精油の場合雑味が多く少し酸っぱい香りに、植物油の場合は油粘土の様な匂いに変化します。


酸化防止剤を添加して防ぎます。酸化した製品は肌に良くない為、使用しないようにしましょう。

紫外線吸収剤

紫外線の影響を少なくするために用いられます。化粧品原料として安全性が高く、紫外線吸収後も肌に悪影響を与えない成分が使用されています。


紫外線を吸収し熱など別のエネルギーに変えて放出することで、肌への紫外線の影響を防ぎます。

 

UVBにはメトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メトキシケイヒ酸オクチル、サリチル酸エチルヘキシル、サリチル酸オクチルなどが使用されます。


UVAにはt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなどが使用されます。オキシベンゾン類は番手によってUVA~UVBへの効き目が異なります。

金属イオン封鎖剤

キレート剤とも呼ばれる剤形中の金属イオンが化粧品に影響を及ぼさない様にする成分です。EDTAやクエン酸などがキレート剤として用いられます。

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