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香りのエッセイ

■第十二話 嗅覚の順応

第十二話 嗅覚の順応

今回の香りのエッセイは「嗅覚の順応」についてです。

 

 

 

ある日の大雪と強烈な寒さから、38度代の高熱を出してしまった私は2日間入れなかったお風呂にようやく入ることができたのですが、「あれっ、シトラスの香りがこんなに強かったかな?」と、いつも使っているシャンプーの香りがちょっと違う気がしました。

 

 

 

これが嗅覚の順応という現象です。

 

 

 

ずっと同じ香りのものを使っていると、いつの間にかその香りを感じにくくなってしまう現象です。

 

 

 

この現象はシャンプーなど使用量が一定のものは良いですが、香水など好きなだけ量をつけられるものは、初め1プッシュだったものが、継続して使っているうちに匂いがあまり感じられなくなり、「もっとつけた方が良いのかな?」と思い2プッシュ、3プッシュと使用量が増えてしまう可能性があります。

 

 

 

私は使っていないのですが、香りの強い柔軟剤も毎日のように使っていると、使い初めに使用していた量では物足りない気がして、使用量が増えてしまうかもしれません。

 

 

 

これは自分では物足りないと思っているのに、周囲の人からは「強烈なにおいを放っている」と思われる可能性がある状態です。

 

 

 

同じ香り製品を毎日使っているという方は、2~3日使わない日を設けて、鼻を休ませることも大切です。

 

 

 

または、きめられた使用量を守るとか、トワレ類はウエストに1プッシュ以上つけないとか、使用量を増やさないこともポイントです。

 

 

 

たまにお店で香水を試す際、腕に勢いよく2プッシュくらい吹きかけられることがありますが、これは恐らく日本人が日本人に求める香りの強さを超えていると思ってしまいます。

 

 

 

話を戻しまして。順応している状態は自分では分かりづらいので、このような現象があることを頭に置きつつ香り製品を楽しみましょう。